2025.01.19
みなさん、こんにちは。
栃木県大田原市に店を構える、寝具&生活雑貨専門店のMyss[マイス]です。
オーダーメイド枕、マットレス、羽毛ふとんなどの西川寝具やカーテン、
おしゃれ小物雑貨などを幅広く取り揃えているおしゃれギャラリーです。
いままで気持ちよく使っていた寝具が、なんとなくフィットしないように感じることはありませんか?
今回はその中でも一番ご相談が多い、枕が合わなくなる原因をいくつかご紹介します。
毎日頭の重さを受け止める枕にも、やはり寿命があります。
素材にもよりますが、平均すると3年程度での買い替えがおすすめ。
たとえば、ストローを切ったような形をしているパイプは、ヘタリにくい素材となります。しかし何年か使っているうちにつぶれが出てきて、低くなって使用感が悪くなってきます。
わたやウレタンなどは見た目が変わらなくても沈みが大きくなり、実際に頭をのせた時に低く感じるということも。
横向き寝の際の肩の圧迫感や仰向け時の首の隙間を感じるときには、もしかしたら枕買い替えのサインかもしれません。
枕は、敷寝具の影響を大きく受けます。
マットレスや敷きふとんが変わることで、就寝時の体の沈み具合が変わります。
同じ高さの枕であっても、硬いマットレスでは低く感じ、やわらかいマットレスでは高く感じます。
そのため、ベッドや敷きを新しくする際は、その敷寝具のかたさに合った枕の高さにする必要があります。
夏はひんやり素材、冬にはあったか素材と、季節によってカバーリングを変える方も多いのではないでしょうか。
また、冬の時期だけパッドシーツを使用する場合もあるかと思います。
夏のものと比べると、冬用は起毛になっているものや、中綿の層が厚いものが多いです。
ふんわり感のあるもの、ボリュームがあるものはそれだけ体の沈みが大きくなります。
体の沈み方によって枕の高さの感覚が変わり、季節の変わり目、衣替えのタイミングでなんとなく枕が低い、高いといった不調が出る方もいらっしゃいます。
暑い夏はだらーんと手足を伸ばして、寒い冬はきゅっと体を丸めて…季節によって寝相がちょっと変わります。
寝方によって肩の入り方や体の力の入り方が変わるので、枕の高さの感じ方も異なってくることも。
一時的な不具合であれば少し様子をみて、もし横向きの肩が窮屈に感じたり痛みが出る場合には、ご自身に合う枕に変えることをおすすめします。
湿気に特に影響されるのは低反発などのウレタン素材。ウレタンは湿気をため込むとやわらかくなり、沈みが大きくなります。
そのため、汗を多くかく夏の時期や湿度の高い梅雨などに、まくらが低く感じるということがあります。
枕を持った時に重さを感じたり、さわったときにひんやりするような時は、湿気がこもっているのかも。
本来ウレタンは陰干しがおすすめの素材となりますが、時たま、湿気を飛ばす程度に天日干しをしてみてください。
起床時に、肩こり・首こりを感じるのは、枕が合わなくなってきているサインかもしれません。
そのまま使い続けると、痛みやしびれなどの症状につながってしまうおそれも。
不調をぜひ寝具を見直すきっかけにして、よりよい睡眠がとれるご自身の身体に合った枕を見つけてくださいね。
人生の1/3はおふとんの中とも言われております。
ご自身の健康のことを考えると、正しい寝具選び、正しい睡眠環境づくりがとても重要です。
Myssでは、寝具に関する事、眠りに関するお悩みなどについてもお気軽にご相談ください。