WEB予約

羽毛選びで大切なふとん側、キルティングのお話

2022.10.29

みなさん、こんにちは。
栃木県大田原市に店を構える、寝具&生活雑貨専門店のMyss[マイス]です。
オーダーメイド枕、マットレス、羽毛ふとんなどの西川寝具やカーテン、おしゃれ小物雑貨などを幅広く取り揃えているおしゃれギャラリーです。

 

前回、羽毛についてお話ししましたが、今回は羽毛ふとんの選び方の中でも
重要となるふとんがわ、キルティング(縫製)についてお話しします。

 

ふとんの生地はどんな種類があるかご存じですか?

例えばポリエステル・綿・リヨセル・シルクなどがあります。
メーカーや商品によって、生地の素材で掛け心地や風合いが異なります。

それぞれの生地についての特徴です。

① ポリエステル

・シワになりにくく速乾性があり、ハリコシが有ります。
薬品や虫、カビに侵されにくい素材です。

② 綿

・天然の植物繊維なので肌に優しく、アレルギーのある方にも好評です。
吸水性に優れています。清涼感があり通気性もあります。

③ リヨセル

・ユーカリ(木材)を原料としています。ソフトな風合いで
とても柔らかい素材です。吸湿性、放湿性にも優れています。

④ シルク

・タンパク質の天然素材です。約20種類のアミノ酸で構成され
人間の肌と成分が似ています。上品な光沢となめらかな肌触りが特徴です。

 

一般的には綿が主流となっています。特に極細超長綿を使用した生地は
フィット性に優れ最高の使用感が得られます。最近ではリヨセルを使用した
羽毛ふとんも肌触りが良くしっとり感があり好評です。

 

続きまして

キルティング(縫製)

についてお話しします。
キルティングの種類によって羽毛ふとんの風合いや保温性が大きく左右されます。
ヨーロッパキルト・ノーマルステークキルトと呼ばれるキルトなどがあります。

 

 

ヨーロッパキルトとは・・・

 

 

羽毛を入れて表裏の生地を直接縫い付けたキルトです。
主に薄手の羽毛掛ふとんやヨーロッパ製の羽毛ふとんに採用されています。

 

ノーマルステークキルトとは・・・

 

一般的な羽毛のキルトです。表裏の生地の間をテープでつなぎマス状に仕切った
キルトです。ひとつひとつのマスが独立していないため、経年の使用で
羽毛が片寄ることがあります。

 

【西川のキルトはココが違う!!】

西川の羽毛ふとんには上記のキルト以外にも優秀な仕立て方があるんです。

① ソリッドステーク®キルト(完全立体キルト)

西川独自のキルト加工。羽毛を充填すると圧力で穴が閉じてひとつひとつのマスが
独立しているため半永久的に羽毛が片寄りません。

 

② スーパーボディラインキルト

身体のラインに合わせたキルトでぴったりフィットします。衿元に縫い目を
なくすことで熱を逃がさず、肩口に隙間ができにくいのであったかです。

 

キルトの中でも、他のマスからマスへの羽毛の移動を防止する工夫が
なされているかがポイントにもなります。
西川では羽毛の特性を最大限に生かし、ダウンの質や
ふとんがわの選定、キルティングなど常に品質向上のため励んでいます。

 

だんだんと冬に近づいてきています。今年の冬も寒くなる予報が発表されましたね。
現在、羽毛ふとんもたくさんの種類が販売されています。何を基準に使ったら良いか
悩んでしまうと思います。実際に見て、触って、体験してください!
ご自身に合った暖かく心地良いおふとんが見つかりますようスタッフが
お手伝いいたします。

 

 

快適な眠りにとって、寝具選びはとても重要です。
いまお使いの寝具で不安な方、買い替えたい方はお気軽にご相談ください。


自分にあったまくら[枕]やマットレス、おふとんを探している方
お気軽にご相談ください。